今日は下久堅で10年間夫の介護をされた方の話を聞きました。

昨年お父さんをなくされた方、60代で認知症を発症された旦那さんの介護を10年間された奥さんから直接お話を聞ききました。
一番印象的な言葉は「お父さん、明日から仕事を病院に仕事をしに来るんだに」という看護師さんの一言でした。

どんな病気でも自分自身が認識するのが一番大変だと思います。
そんな患者さんの気持ちをくみながら伝える一言一言がどんなに大切かと思いました。

一生懸命お仕事をされて退職された後、ぽっかり心に穴が開いたようなったお父さん、忘れ物が激しくなり、健和会病院の「忘れ物外来」に通院する中で認知症と診断され10年。

さまざまな病院にかかり、お父さんが病気を少しずつ自分で分かっていく中で、看護師さんがもっと仕事をしたかったお父さんに通院することを「仕事をしにきてくれ」とお家まで来てお父さんを説得しにきてくれたそうです。

最後は脳梗塞で直接、胃から栄養をとる生活だったそうですがお父さんを最後まで看取ったというお母さんの熱い思いと周りの人に支えられながら介護を続けることができたという感謝の気持ちがとても印象的でした。

10年という年月の重みは僕には想像できないですがお話を聞くなかですこしは共感することができた気がします。

本当に困っている人にどんな言葉をかけるか、そして困ったときに周囲に支える人がいて、支える施設が地域にあることがなによりも大切なことがと実感した一日でした。